容量 37 cl のマグカップはデカい!
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購入したのは、この「ÖNSKEDRÖMマグ, 模様入り」というもの↓ですが
店頭で見たときには
容量 37 cl とはたくさん入るな~
とは思ったものの、そんなに大きいとは思いませんでした。
しかし、家に帰って、今まで使っていたマグカップと並べてみたら、ひとまわり以上デカいのです!
もう、職場に持ってきてしまったので、これまで使っていたマグカップと並べた写真は載せられないのですが、500ml のペットボトルと並べたら大きさがわかってもらえるかな??
でも、容量 37 cl だから、大きいのは当たり前ですよね。
気づかなかった私が……です。(;^_^A
ところで、これまで何度か書いた ”cl” という単位、日本ではあまり見かけませんよね?
何と読むかというと「センチリットル」です。
どういう単位か、これでわかっていただけたでしょうか?
「センチ」と聞いてすぐに思い出す単位といえばなんでしょう??
そうです。センチメートルです。
では、センチメートルとはどんな単位なのかというと……
100センチメートル が1メートル ですから、1センチメートル は100分の1メートルですよね。
つまり、「センチ」 とは「100分の1」という意味なのです。
ということは、37 cl のマグカップとは、100分の37リットル、つまり370ml のマグカップということなのです!
普通のマグカップは、おそらく 200ml くらいだから、その大きさもわかっていただけるのではないでしょうか。
ここでついでに「ミリ」の説明もしておきましょう。
みなさんお分かりだと思いますが、1メートル は 1,000ミリメートル。
ということは「ミリ」という単位は「1,000分の1」という意味です。
ついでにもうひとつ……
天気予報を見ていると出てくる気圧の単位が「hPa(ヘクトパスカル)」 ですが、この「ヘクト」とは100倍という意味です。
SI化される以前は、気圧の単位として「mmbar(ミリバール)」が使われていましたが、同じ数値を使うために「h(ヘクト)」という単位を使ったのですね。
ヘクトなんていう単位は天気予報くらいでしか使わないよ~
と思う方もいるかもしれませんが、本当にそうでしょうか?
実は小学校の算数の時間に習ってるって、知ってましたか??
その単位は何かというと「ha(ヘクタール)」
ヘクトじゃないじゃん!
と思うかもしれませんね。
「ヘクタール」とはおそらく「ヘクト・アール」が短くなって「ヘクタール」になったのではないか、と想像します。
では、この「h(ヘクト)」という単位はどういうものかというのを、面積「a(アール)」を使って考えてみましょう。
小学校の算数の時間を思い出してくださいね(笑)
「1a(アール)」とは、「10メートルx10メートル」の面積でしたよね。
では、「1ha(ヘクタール)」とは??
そうです。「100メートルx100メートル」でした。
ということは??
1aを縦も横も10倍したものが1haということだから……
1ha(ヘクタール) = 100a(アール)
でしたね。思い出しましたか??
ほら、「ヘクト」とは100倍という意味になったでしょ。
余談ついでにもうちょっと。
20年近く前にロンドンに住んでいたことがあるのですが、そのとき驚いた? 困った? のがテレビのサイズ表示でした。
今では日本でも「◯◯型」というようになっているようですが、以前は「◯◯インチ」と言っていましたよね?
ロンドンに行ったら、それがセンチ表示だったのです。
「24インチのテレビ」と言われたら大きさは想像できるけど、「60センチのテレビ」と言われても、すぐにはわからないですよね?
実は今書いた「24インチ」と「60センチ」は同じ大きさです。気づいてましたか?
もう1つ困ったのがテニスラケットにガットを張るときのテンション。といっても、テニスをやらない人にはわからないかな(;^_^A
でも、書いちゃいます。
私は硬めが好きなので、62か63ポンドで張っていたのですが、その表示が向こうではキログラムだったのです。
1ポンドは453グラムだということは知っているから換算できないわけではないけど……
でした。
それ以外にも公のものはほとんどSI単位化されていたのですが、実際は旧来の単位を使っている人がほとんどでしたね。
体重なんてストーンですよ!
このストーンという単位は、未だに1ストーンが何キログラムなのか知りません(;^_^A
そういえば日本でも、重さを表す単位として、昔は「匁(もんめ)」や「貫目(かんめ)」を使っていましたね。
さすがの私も、そういう時代に生まれたわけではないので、それぞれ何グラム,何キログラムなのかわかりません。
マグカップの話題からずいぶんズレてしまいましたが、国や地域,時代が違うと、いろんなものも違ってくるということ。
「日本の常識は世界の非常識」なんて言われることもありますが、
もしかすると「私の常識はあなたの非常識」かもしれません。
こうあるべき、とか、こうじゃなきゃいけない、とこだわりすぎるのではなく、
自分と違う考えも、そういう考えもあるんだ〜 と受け入れる心の余裕を持っていたいですね。
だって、さきほどのSI化の話を出すまでもなく、こちらがいくら騒いでも相手は変わらないのだから……
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