好きな言葉は「他力本願」 “のび太でも売れます。” 出版記念トークショー&サイン会に行ってきました
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本日は、「好きな言葉は『他力本願』」とおっしゃる、『のび太でも売れます。 トップセールスが明かす世界一ゆるい営業術』の著者、酒井晃士さんの出版記念トークショー&サイン会に行ってきました。
『のび太でも売れます。』というタイトルの本を出したり、好きな言葉は「他力本願」と言ったりする人ってどんな人??
と思いますよね?
こんな人です。
(右側が酒井さん、左側の赤い帽子をかぶってサングラスをかけている人は団長です)
えっ!?
見た目も”のび太”そっくりだって??
私もそう……(友達なので、このあとは省略します)。
でも、この酒井さん、実は(「でも」も「実は」も余計か?)すごい人なのです!
彼のプロフィールをご紹介しますが、
酒井晃士さんプロフィール1982年大阪生まれ。大学卒業後、株式会社NTTドコモに入社。主に法人営業に従事し、所属支店に与えられた目標額を1人で達成するなど、 5期連続で目標達成率300%以上を実現。20代にして3度のビジネス表彰(社長賞)を受賞する。また、和田裕美認定講師として、営業講座、コミュニケーション講座など、 インストラクターを務める。すでに100名以上を指導し、スキルのみならず心のあり方を伝えると好評を博す。 現在、主催している朝活「ゆるあさ」は開催200回を超える。さらに、さまざまな著者をゲストに迎える読書会「スゴドク」、新渡戸稲造の『武士道』をテーマにした「ブシエド」などを企画運営し、 社内外問わず数多くの人とつながっている。趣味はカラオケと史跡巡り。 現在1児の父親として育児奮闘中。(大盛堂書店さんのイベントHPより)
所属支店に与えられた目標額を1人で達成ですよ!
それに仕事だけでなく、プライベートも複数の勉強会を主催するなどスゴイ人なのです。
今はそんなすごい人になられた酒井さんですが、プロフィールに書かれたとおり、理工学部卒ですから、営業に配属されるなんて、まさに青天の霹靂だったのでしょう。
本書のプロローグにもこんな風に書かれています。
現場研修を終え、僕が配属されたのは関東地方の法人営業部だったのです。(え~!? 僕が営業? しかも法人相手? これは何かの間違いだ!)
私も人見知りで初対面の人は怖いので、酒井さんのこの気持ちは、よーくわかります。
では、そんな酒井さんが、どうやって20代で3度もビジネス表彰(社長賞)を受賞するようなエース営業マンになれたのか?
それがのび太のように振る舞うということ。
マンガ「ドラえもん」に出てくる「のび太くん」を知らない人はいませんよね?
では、のび太くんと聞いて、あなたはどんなイメージを持ちますか?
すぐに「ドラえもーーーん!」と助けを求める、自分一人では何もできないダメな奴
という感じでしょうか?
でも、憎めない。
なぜだかわからないけど、なんとかしたい,助けたい、と思ってしまうようなキャラクターですよね。
酒井さんが本書で伝えたいのは、その部分だと思います。
本日のトークショーでも、
本のタイトルは”のび太でも売れる”だけれど、本当は”のび太だから売れる”のだ
と言われたし、
売れるようになったから、ヨシ、やるぞ! とならず、のび太のままでいたからうまくいったのだ
とも言われていました。
私が酒井さんと初めて会ったのは2012年3月 。
そのときはもうすごい人になられていたようですが、当時も今も変わらず、いつもニコニコしていて、見るからにイイ人! という感じです。
それに、いろんな気配りもしてくれます。
きっと、仕事でも同じように対応されているんでしょう。
また、グイグイ押していくようなタイプではまったくなく(そこが「のび太」なのですが)、お客様の話をじっくり聞くタイプ。
あるときは、お客様の話を聞くだけ聞いて、自分が持って行った商品の説明をせずに帰ろうとしたら、お客様の方から「酒井さんは何しにきたの? 持ってきたものがあるんじゃないの?」と言われたことさえあるということでした。
こういう営業の方法も(この言葉、私は最近知ったのですが)「質問型営業」に近いのかもしれませんね。
相手の話をしっかり聴いて、自分が役に立てそうな部分だけ提案をする。
無理に売り込もうとしない。
人は誰でも、他人に強制されたら買いたくない。
買うか買わないかは自分で決めたいんですよね。
これができるのも、のび太くんだからこそだと思います。